TBSのアナウンサーの指導方法と、日本テレビのアナウンサーの指導方法と、
フジテレビのアナウンサーの指導方法と、テレビ朝日のアナウンサーの指導方法は、
多分ですが、(TBSしか知らないので、すみません)全く違います。

発声練習は同じかもしれませんが、原稿読みの「美学」が違います。

NHKとも違います。

NHKの場合、口を開かずに発声したほうがいい と教わるようです。

民放は、口を開いて発声します。

NHKのニュースを見ていて、アナウンサーの口がパカパカ開かないことに気づいているのは、
アナウンサー出身者くらいだと思いますが。。。

とはいえ、学生の段階では、NHK志望であれ、
口を開いて発声するよう、心がけてくださいね。

新人研修も、テレビ朝日は、合同で行います。

TBSは、それぞれの局で行います。

テレビ朝日の場合、新人研修をアナウンス部長がするという体制がありません。

というのも、アナウンス部そのものがないテレビ局が多いからです。

制作部アナウンサー、報道部アナウンサー、となっていた場合、
報道部長がアナウンス研修をするのは、とても難しいです。

アナウンス部があるところは、アナウンス部長が新人アナウンサー研修をしますが、
アナウンス部長がいないと、研修そのものが行えないのです。

もちろん、アナウンス部長がいた方が、アナウンス技術は上がります。

とはいえ、相性があるので、変なアナウンス部長に教わると、上達しないという欠点もあります。

アナウンサーになった後も、局によって、色々と分かれるのです。