石井は元TBS系列のアナウンサーなので、
同じTBS出身である吉川美代子先生がテレビでおっしゃっていることは、100%納得できます。

石井の本を読んで、「吉川先生は、石井貴士と同じことを言っている!」と感じた方もいるかもしれません。

ですが、僕が、そもそもTBS系列で教わったアナウンサーとしてのマインドを、本に書いたりしているので、
石井は、TBS系列の思想を受け継いでいるだけのことです。

テレビを見て、
「この人のこの原稿読みには、僕なら、こういうアドバイスをするなあ」と思った瞬間に、
吉川先生は、全く同じと言っていい、アドバイスをします。

その姿を見て、「ああ。僕はやっぱりTBS系列なんだな」と再認識します。

美学が同じです。

原稿読みに関しても、フリートークに関しても、同じ角度でのアドバイスです。

僕の授業を受けたことがある方からは、
「石井先生と同じアドバイスだ!」と思ったことでしょう。

あと、アナウンサー養成で同じ考え方なのは、

「ぶっちぎりで合格させる」

ということです。

基本的に、ぶっちぎりで合格させるためにはどうしたらいいか? を考えて、
そこから逆算します。

それでも、「本来ならぶっちぎりで内定するのに、落ちる局もあるかもしれない」
という状態を作ってから、アナウンサー受験をするのです。

この感覚にならないと、まずアナウンサーには合格できません。

あわよくば、ラッキーで女子アナに内定するということは、ありません。

ぶっちぎりで合格するために、毎日を頑張るのが女子アナ志望者なのです。