「今回応募してきた方は、レベルが高い女子アナ志望者が多かったですね」
と、吉川美代子先生は、おっしゃいました。
それを見た視聴者の方は、「ああ。今回はレベルが高い方が多かったんだな」
と思ったかもしれません。
ですが、考えてください。
レベルが高いと言われながら、選考に残らなかった女子アナ志望者が22人中15人いたということなんです。
レベルが高いと言われても、実際には落ちているわけです。
ということは、これは単なるリップサービスなのか? と考える方もいるかもしれません。
そうではありません。
吉川美代子先生が、女子アナ志望者を、下記のようにランク分けをしているということなのです。
1、ぶっちぎりで内定する女子アナ志望者
2、レベルが高い女子アナ志望者
3、レベルが低い女子アナ志望者
4、論外の女子アナ志望者
この中で、今回応募してきた方は、2の方が多かった というわけです。
1の方は、おそらく、いなかったのではないかと思います。
2の中から、1に引き上げることが可能な方を7人選んだというわけです。
なので、レベルが高いというのは、吉川先生の中では事実であり、本当に事実なんです。
でも、レベルが高くても内定できないのが、女子アナウンサー試験なのです。
レベルが高い女子アナ志望者は、本番のアナウンサー試験では、全員落ちるんです。
1のぶっちぎりで内定する女子アナ志望者同士の争いなのです。
吉川美代子先生の、「レベルが高い」という一言だけからも、ここまで考察できていないと、
アナウンサー試験では内定できないと考えてください。
レベルが高い学生は、大手企業には内定できます。
ですが、アナウンサーには内定できないのが、現実です。
どうしたらぶっちぎれるか? が、アナウンサー試験で内定を勝ち取るポイントなのです。